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ご存知ですか?ヒスイは日本の石(国石)なんですよ。
2019/10/04
地質の日の5月10日、新潟県の岩石として『ひすい輝石岩』が。
「日本の石」(国石)にヒスイが選定されているんですよ!!

以下は、ちょっと前、2016年9月25日新潟日報社の記事の引用です!!
日本好物科学会は24日、金沢市で開かれた総会で、糸魚川市を中心に産出されるヒスイを「日本の石」(国石)に選定した。最終候補に残った5種類の国産石から会員約120人の投票で選んだ。佐渡市の佐渡金銀山などで産出された自然金も最終候補に残ったが、選から漏れた。

日本の石選定は、学会が一般社団法人化したことを受け記念事業。一般募集などで選んだ22種類の石を段階的に絞り込み、ヒスイ、自然金、花こう岩、輝安鉱、水晶の5つを最終候補とした。総会では、それぞれの石の知名度や美しさなど7項目を基に審査された。今後、国内外の学会や博物館で紹介しする。学会の土山明会長は「ヒスイを通じて石に関心を持ってほしい」と話した。
ヒスイを巡っては、日本地質学会が5月、本件の「県の石」(都道府県の石)として「糸魚川市のひすい輝石岩」を認定している。
=====引用はここまで====

ちなみに、ヒスイは2008年に新潟県糸魚川市が「市の石」に、今年の5月に日本地質学会が「新潟県の石」選定されています!!
選考対象になったいたのは、日本で広く知られた国産の石で、鉱物科学や地球科学の分野にとどまらない世界的にも重要性を持つ石。日本鉱物科学会は、第一次候補の11種から、会員以外の意見も募って5種に絞りこまれました。第一回投票の上位2種で決選投票が行われ、71票のひすいが52票の水晶を上回った。

ひすいが国石にふさわしい条件として、同学会は以下の内容等を挙げています。
 1)日本でもとれる宝石として有名
 2)有名な緑に加えラベンダー色などの多様性と半透明の風合い
 3)世界で最古のひすい文化(約7千年前)となったこと

今回、国石に選ばれた「ひすい」を知るための施設が、地元の方であれば、ご存知!
『地球博物館フォッサマグナミュージアム』です。