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泉質のお話 姫川温泉はこんなお湯です

 

温泉イメージ

先日、全国の湯めぐりをされているという日帰り温泉のお客様に

「ここのお湯はいいね!全国レベルだよ。」と

ありがたいお墨付きをいただきました!

 

温泉の泉質は本当に色々あります。好みもありますし、

「入ってみて良ければそれで良し!」

とも言えるのですが、どんな成分・性質のお湯なのか、という事を

頭に入れながら入ると、それもまた結構楽しいんですよ。

 

 

ただ、掲示してある温泉分析書を見て、ぱっと分かるようになるには、なかなか大変です・・・。

という事で、温泉成分の見方のポイントをいくつかご紹介してみますね。

 

 

その① 泉質名から見えるお湯の特徴

 

当館の温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」という分類になります。

 

名前の付け方には決まりがありますが、これは結構シンプルな話で

温泉の成分としてお湯の中に多く入っているものがそのままつけられているんです。※

 

※この泉質名の事を詳しく見ていくと

陽イオンが~、陰イオンが~、全体に占める割合が~・・・などなど少しつっこんだ話も出てくるのですが

ややこしくなるのでここはそのあたりは置いておきます。

(記事の最後に、そのあたりにも少し触れますね)

 

 

<各成分の主な役割>

・ナトリウム

肌の角質の乳化を促します。

 

・塩化物泉

成分が皮膚を覆うので、体を温め、保湿の効果もあります。

 

・炭酸水素塩泉

肌の古い角質を落とします。

湯上り後に体の水分の発散を促して、清涼感ある湯上りになります。

 

泉質名から、当館の温泉には上記の様な特徴がある事がわかりますね。

これだけでも「何となく肌に効きそうなお湯だなー。」という感じがしませんか?

 

もちろん泉質名以外にも、色々な重要な要素がありますので

次回は温泉の水素イオン濃度についてお話してみようと思います。

 

予約課長 備瀬

 

 

 

<上記でとばした、ややこしい話>

 

「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」

泉質名の途中を、「-」で区切ってありますが、コレにも理由があります。

 

ハイフンの前が温泉中の陽イオンの主成分、ハイフンより後ろが陰イオンの主成分となります。

その他に「・」がついている場合は、主成分の他に、副成分として陽/陰イオン全体の20%を超える

成分が入っている事を表しています。

 

なので、当館の「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」であれば

温泉中の陽イオンの中で、一番多いのはナトリウムイオン(全体の66%)。

陰イオンの中で一番多いのが塩化物イオン(56%)で、その次に多いのが炭酸水素イオン(39%)

という事になります。

 

実際には他にも色々はいってるのですが、全体の20%を下回る成分は、記載されません。

たとえば当館の湯だと、陽イオン中に17%のカルシウムイオンが含まれますが、記載はされていません。

 

泉質を見るときには、その割合にも注目すべきで、たとえば当館のお湯の陰イオンは

上記の通り塩化物イオン56%・炭酸水素イオン39%というバランスです。

 

一般に塩化物イオンが主成分のお湯は塩気が強く感じられますが

当館のお湯は、副成分の炭酸水素イオンが約4割というバランスで

わかりやすい感覚としては、塩気を感じられません。

 

結果的に、一般的な塩化物泉の特徴のみならず

炭酸水素塩泉の特徴もわりと前面に出てきているのではないかと思います。

 

このあたり、このバランスだとこんな特徴が出てくる、あるいは・・・という事を

調べていくと、ものすごく奥が深いものになっていきますね。

 

 

 

 

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